お味噌汁の良さって?

お味噌汁の良さ

日本人とお味噌汁


お味噌汁の歴史

お味噌汁が庶民の食卓に登場したのは室町時代だと言われています。調理が簡単で大量に作れ、熱中症予防によいと、戦国時代に陣中食として考案されたという説もあるようです。

 

江戸時代には家庭の食卓に普及した、ごはん、味噌汁、漬物が一般的な食事スタイルの基本となり、副菜が一品ついて、一汁一菜となったようです。

 

それが、時代も生活も変わった今もなお受け継がれている味噌汁。日本には、欠かすことのできない家庭の味です。

日本人にぴったりのお味噌汁

味噌汁を飲むと、なぜかホッとするという経験、ありませんか?日本人のDNAが喜んでいるのかもしれないですね。

 

そのお味噌汁、出汁、味噌、具材の組み合わせでバリエーションも豊かで飽きません。野菜も加熱により、かさが減り沢山の量の野菜が摂れ、また、栄養が溶け出しても、お汁をいただくことにより、まるごといただけます。

 

思いのほか、どんな具材を入れても美味しくできるお味噌汁。季節の野菜や食材を使って、お気に入りを探してみるのも楽しみの一つです。

お味噌汁の会で作るお味噌汁


お味噌について

お味噌について

お味噌には、とってもありがたい「整腸作用」があります。腸が整えられると、風邪をひきにくくなったり、疲れにくくなったり、やせやすくなったりと、いいことづくめです。

 

そしてそのためには「菌が生きているお味噌」を食べることがとても大事!実はスーパーで売られているお味噌は、長持ちさせるために熱処理をしているので、菌が死んでしまっているのです…

 

お味噌汁の会では、菌が生きている自家製のお味噌をみなさまに食べていただいています。


おだしについて

おだしについて

お味噌汁の縁の下の力持ち、そして世界で一番日本人が感じることができると言われている「旨味」を感じる部分、それがお出しなのです。

 

にぼし、昆布、かつおぶし、しいたけ、などなど日本はお出し素材の宝庫です。

 

「お出しをとるのは面倒くさくて…」いえいえ、そんなことはないんです。簡単に美味しくお出しを取る方法を、お味噌汁の会ではお伝えしています。


具・お野菜について

具・お野菜について

お味噌汁には大きな特徴として「どんな具を入れても美味しいお味噌汁になってしまう」という魔法のような特徴があります。だからこそ、素材の美味しさが、ダイレクトにお味噌汁の美味しさにつながります。

 

お味噌汁の会では、こだわりの野菜を作っている農家さん、顔が見える農家さんから野菜を仕入れています。そして素材の良さを最大限生かしたお味噌汁を作っています。


お椀について

おだしについて

お味噌汁の会では、お椀作家が自分で木から切り出し、漆を塗ったお椀でお味噌汁をいただいています。

 

「プラスチックのお椀と何が違うの?」そんな声が聞こえてきそうですね。実は、、、全然違うんです!

 

漆塗りのお椀を手に取った瞬間、そしてお椀に口をつける瞬間、「あ、なにか違う、しっくり来て心地よい!」そんな印象を持つことでしょう。理屈だけではわからない、心が感じる気持ち良さ・美味しさを感じてください。