笹浦裕一朗

日本の器

 

お味噌汁を頂くお椀

 

漆のお椀の口当たりの良さ柔らかさは心に入る

 

お椀の足（高台）には、頂く心と捧げる心

 

漆黒は、統一心

 

本朱は邪を払う。

 

日本の箸

 

あの世とこの世のはし渡し

 

手でもなく、フォークでもなく

 

頂くために箸でつまむ。

 

仕事

 

仕事とは仕え事

 

何に仕えるのか

 

人でも、機械でもなく

 

大いなる自然に

 

その時手は、自然にかえる

 

人は、自然になる

 

手仕事。

 

木に

 

漆に

 

自然に

 

皆様に

 

私に

 

マールク

 

マルク

 

包み込む

 

お椀とともに

 

繋げ伝えていきたい

・お椀作家　漆器職人

・三重県四日市に工房兼ギャラリーである「ギャラリーささうら」を構える

・器の切り出しから漆塗りまで一人でできる職人は全国的にも珍しく、お客様への想いを大切に制作にあたっている

 

 

・三重県四日市市生まれ

・石川県挽物轆轤技術研修所にて学ぶ

・高岡クラフト2003に出品し「金賞」を受賞

・伝統工芸展作家　畠山重民氏に乾漆を学ぶ

・下地職人の田中育太郎氏のもとで下地を学ぶ

・人間国宝　村山明氏に刳り物を学ぶ

・ギャラリーNOJIMA（三重）にて個展を開催

・茶懐石料理、茶事を学ぶ

 

・阪神梅田本店、クラフトフェアなどにも出品

・毎日新聞、中日新聞、伊勢新聞

・三重テレビ

・FMラジオ